ネム ~高い汎用性を持つ仮想通貨~

NEM

シンボル:XEM
Weiss Ratings評価:C+
発行開始日:2015年3月31日
総発行数量:8,999,999,999XEM(2018年4月4日)
最高値:約211円(2011年1月7日)

NEMとは「New Economy Movement」の略です。その名の通り新たな経済を創出する通貨です。ネムは「誰でも平等に稼げる」プロジェクトによって生み出されました。ビットコインのように決済に使え、イーサリアムのようにアプリ開発にも使えます。

また、ビットコインと大きく異なる点があります。それはマイニングの承認システムです。これに関しては下記にまとめます。

 

3つの承認システム
  • ProofーofーWork(PoW)…仕事量(計算量)が最も多い人ほど報酬を得やすいです。
    代表的なコインはビットコイン、イーサリアム、ライトコインなど
    お金持ちに有利、電力消費が大きいなどの問題があります。
  • Proof-of-stack(PoS)…コインの保有数が多い人ほど報酬を得やすいです。
    代表的なコインは無名なアルトコインに多いです。
    PoWに比べてセキュリティレベルが高いです。また、電力問題も解決されます。
    しかし依然としてお金持ちに有利。
  • Proof-of-Importance(PoI)…コインの保有量と取引量の多い人ほど報酬を得やすいです。
    代表的なコインはネムなど
    PoWとPoSの問題点を解決した仕組みです。

ネムはPoIを採用しています。これはビットコインの承認システムが「マイニング(採掘)」と呼ばれるのに対して、「ハーベスティング(収穫)」と呼ばれます。これによりどの仮想通貨よりも「平等」で「エコ」なシステムとなります。

 

注目され続けるカタパルト

2017年に実装されると言われていたカタパルトですが、いまだに未実装です。ネム財団は2018年中に実装を目指していると言っていますが、詳しい日どりは未定です。

カタパルトが実装させるとNEMの性能が大幅にアップします。現状でも非常に高性能ですが、カタパルトが実装されれば全コインの中でトップクラスになります。

もっとも有名な変化がトランザクションの処理スピードの向上です。

  • ビットコイン 14件/秒
  • イーサリアム 15件/秒
  • リップル 1500件/秒
  • ネム(カタパルト実装) 4000件/秒
    ※クレジットカード決済の「VISA」が 5000件/秒

セキュリティ機能も大幅に向上すると言われています。
2018年も引き続き注目の仮想通貨です。

 

コインチェック「NEM」流出事件

2018年1月に起きた、コインチェックの約580億円にものぼるネムが流出した事件です。これはコインチェックがネムをインターネットから分離したコールドウォレットではなく、ネットにつないだ状態のホットウォレットで保存していたことが原因として挙げられます。また、複数の秘密鍵を使うマルチシグネチャも導入していませんでした。

この事件の影響でネムは大幅に価値を落としています。ネム財団は即座に盗まれたネムにマークを付けて、マーク付きネムの入ったウォレットは使用不可にする措置をとりました。この時、仮想通貨の凄さが広まりました。通常のお金ではありえない方法で盗まれた通貨を使用不可にしたのです。

と、ここまではかっこよかったのですが、できることはウォレットの特定までで回収するには至りませんでした。また、一部の人が悪ふざけで犯人のウォレットにNEMを送ったところ、マーク付きのNEMが送り返され、ウォレットが使えなくなるということがありました。これはうんこネムと呼ばれていました。これを逆手に取った犯人がうんこネムを取引所に送るということもあったようです。

現在、噂ではダークウェブを通じてビットコインに交換されたという噂もあります。

 


ヒデキ

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